コロサイ3:12-15
ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。互いに忍耐し合い、だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全です。
他人の罪を赦すためには、以下の手順や方法を考えることが役立ちます。
1. 自己の心を整える:赦すことは、自己の心が穏やかであり、憎しみや怒りに支配されていない状態で行うことが重要です。自己の感情や思考を整理し、冷静な状態で行動するよう努めましょう。
2. 相手を理解する:相手の立場や状況を理解することは、赦しの第一歩です。相手がなぜそのような行動をとったのか、その背景や動機を理解することで、より深い赦しの意志が生まれることがあります。
3. 自己の感情を表現する:赦すことは、自分の感情や意見を表現することなく過去の出来事を無視することではありません。そのため、相手に自分の感情や立場を率直に伝えることが重要です。
4. 相手との対話を試みる:場合によっては、相手との対話を通じて問題を解決し、赦しの道を見つけることができます。相手と対話することで、お互いの立場や感情を理解し合うことができます。
5. 自己の意志を決定する:赦すことは、自己の意志によって行われるものです。他人からの圧力や期待に左右されず、自分自身が赦すことを決意することが重要です。
6. 祈りや精神的な支援を求める:赦しのプロセスはしばしば困難なものです。祈りや精神的な支援を求めることで、自己の心を強め、赦しの力を得ることができます。
7. 過去を手放す:過去の出来事にこだわらず、未来に向かって前進することが重要です。過去の過ちや傷を手放し、新しい始まりを受け入れることで、赦しのプロセスがより円滑に進むことがあります。
これらのステップを通じて、他人の罪を赦すことができます。赦しは時には困難な過程であり、一度に完全に達成されるものではありませんが、その過程を通じて内面的な平和や成長を得ることができます。
私たち人間はすぐに他人の罪・過ちを指摘しがちです。他人の長所はあまり見えないのに、なぜか他人の短所だけは目に飛び込んできます。他人の罪・過ちを指摘することは簡単です。しかし、永遠の大ベストセラーである聖書は『他人の罪を赦しなさい』と教えています。
どうすれば他人の罪を赦すことができるのでしょうか?
それは『対話と祈りによって』です。
他人の罪を赦すにはコミュニケーションが必須事項です。問題から逃げていても、記憶を消去しようと試みても、他人の罪を赦すことはできません。相手との建設的な対話が必要です。また、神への祈りも必要です。人間の力では他人の罪を赦すことはできません。他人の罪を赦せるのは神様だけです。祈りによって神様から力を頂くことによって、私たちは他人の罪を赦すことができます。
他者の罪を赦すことを早いうちに学ばないのであれば、いつか問題が起こってしまった時に、教会を去らなければならなくなります。早いうちに他者の罪を赦すことを学びましょう。どうかあなたが愛に満ちた最高の教会生活を送ることができますように。あなたを通して、世の中にキリストの愛があらわされますように。あなたの愛に触れたたくさんの人々が信仰へと導かれますように。あなたの深い愛によって、あなたの周りで霊的リバイバルが起こされますように。
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