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神は小さき弱き者を心に留められる


神様は小さき、弱き、才能のない者を心に留め、用いられる

この世界は弱肉強食です。強い者が多くを得、弱い者は少なくを得ます。才能がある者は大いに用いられ、才能のない者は端に追いやられます。このような世界にあって、小さき弱き者には希望がないように思えます。しかし、あわれみ深き神はこの世の価値観とは全く異なった基準で人を見られます。神にとって、小さき弱き者こそ最も価値のある存在であるのです。神は才能の"ない"者をあえて選ばれ、大いに用いられます。つまり神の世界では、小さいこと、弱いこと、才能のないことは良いことであり、そういった者にも希望が与えられているのです。


新約聖書マタイの福音書18章10-14節

あなたがたは、この小さい者たちの一人を軽んじたりしないように気をつけなさい。あなたがたに言いますが、天にいる、彼らの御使いたちは、天におられるわたしの父の御顔をいつも見ているからです。あなたがたはどう思いますか。もしある人に羊が百匹いて、そのうちの一匹が迷い出たら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。まことに、あなたがたに言います。もしその羊を見つけたなら、その人は、迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜びます。このように、この小さい者たちの一人が滅びることは、天におられるあなたがたの父のみこころではありません。


神様が小さい者をどれだけ熱烈に愛しておられるのか、その愛の大きさは測り知れず、私たちの想像をはるかに超えます。その愛は、一匹の迷い出た羊を連れ戻す為に、残りの99匹を置き去りにされるほどです。神様の小さき者への熱烈な愛情をひしひしと感じ取ることができます。そう、神様は小さき、弱きあなたを熱烈に愛しておられるのです。


新約聖書コリント人への手紙第一1章26-29節

兄弟たち、自分たちの召しのことを考えてみなさい。人間的に見れば知者は多くはなく、力ある者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。しかし神は、知恵ある者を恥じ入らせるために、この世の愚かな者を選び、強い者を恥じ入らせるために、この世の弱い者を選ばれました。有るものを無いものとするために、この世の取るに足りない者や見下されている者、すなわち無に等しい者を神は選ばれたのです。肉なる者がだれも神の御前で誇ることがないようにするためです。


神様はあえて弱き者をお選びになり、大胆に用いられます。つまり、神様は弱きあなたをお選びになり、あなたをご自分の目的の為に大胆に用いられるということです。なんと希望に満ち溢れた話でしょうか!この世では取るに足りないと判断される者が、神の国では価値のある者とされるのですから!こんなにありがたい話は他にありません!!


新約聖書ルカの福音書2章キリストの誕生の場面を見ると、神様が小さき弱き者をどれだけ心に留めておられるのかがわかります。


新約聖書ルカの福音書2章8-20節

 さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。」すると突然、その御使いと一緒におびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した。「いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。」

 御使いたちが彼らから離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは話し合った。「さあ、ベツレヘムまで行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見届けて来よう。」そして急いで行って、マリアとヨセフと、飼葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた。それを目にして羊飼いたちは、この幼子について自分たちに告げられたことを知らせた。聞いた人たちはみな、羊飼いたちが話したことに驚いた。しかしマリアは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。


ある日、ダビデ王の末裔であるヨセフとマリアの元に天使ガブリエルが現れ、マリアから救い主イエス・キリストがお生まれになることが告げられます。この宣告の通り、マリアは聖霊によって身ごもり、ベツレヘムの汚い馬小屋でイエスを出産します。神様はこの救世主の誕生をイスラエルの王様に知らせるのではなく、貴族に伝えるのでもなく、有名人に伝えるのでもなく、エリートに伝えるのでもなく、まず初めに羊飼いたちに告げ知らせました。しかも、天使を一人遣わせてひっそりと知らせたのではなく、多くの天使を羊飼いの元に遣わし、大合唱をさせることにより救い主の誕生を盛大に告げ知らせました。当時、羊飼いは非常に身分の低い職業でした。社会的身分でいうと下の下でした。神様はそんな「この世では取るに足りないとされる羊飼いたち」に、まず良い知らせを告げ知らせました。


神様は、この世の価値観にのっとって人を見られません。神様にとって小さき、弱き人々は非常に価値のある高価で尊い存在なのです。神様はあなたをご自分の目的の為に大胆に用いたいと願っておられます。「わたしなんかに一体何ができるの、、、」などと思わなくて大丈夫です。そのままのあなたを神様は愛しておられます。そのままのあなたが素晴らしいのです。自信を持ってください。YOU ARE SO SPECIAL!あなたは神様の最高傑作です!希望を見失わないでください!


あなたがどのように神様に用いられるのか楽しみですね!ハレルヤ!!!

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